ごめんね

一生忘れられないのかな。わたしの悪かったところどこなのかな。全部だったのかな。苦しいのが続いて泣いて寝れない夜が毎日。なんで苦しいのかも忘れられないのかもわからない。わたし、家族が欲しいって願っただけだったけど、もう一生恋愛もできないのかな。どうしたら苦しみが癒えるの?どうやったら忘れられるの?冷静に自分と向き合った時、思ってた以上に傷が深くて涙が止まらなくなる。誰とも話したくない見たくない声も聞きたくない会いたくない。だけど心がとてもとても寂しくって虚しくて、またわたしは傷ついちゃうのかな。このままでいいのかな。頑張って頑張っても突然苦しさに追われる。できるなら誰かに泣きつきたい縋りたい。でもできない。もうわたし、死ぬしかないのかな。毎日生きてるために残っていく腕の傷も、もう消えない。

 


わたしは歌舞伎町に行った。色んな人達に出会った。自殺未遂をする人、前科のある人、中絶をした人、夜職を点々としてる人、援デリで毎日を繋ぎネカフェで生きてる人、DVに依存してる人、毎日のようにアル中で倒れて病院に運ばれる人。色んな人達に出会って気づいたことはみんな限界ギリギリだということ。限界の中でみんな生きてる。

 


もっともっと楽に生きたかった。ひとりで頑張りたくない。もう苦しくて泣きたくない。もうつらいこと、全て全てなくなってほしい。死んだらどうなるんだろう。こわいよ、こわいよ、。ひとりはやだ。さみしい。全て夢であってほしい。寝て起きたら今までの苦しみが全て消えて5歳のわたしに戻っていてほしい。できないなら、わたしの記憶を全て消してほしい。もう終わりだよ。これからどうしたらいいのかわからないよ。しんどい。なにも考えたくない、ずっとずっと笑顔でいたい。青春を楽しみたい。人生をやり直したい。人の温かさに触れたい。普段の何気ないご飯を美味しく感じたい。他人の良いところを素直に褒めたい。誰かと比較したくない。誰かを大切にしてみたい。誰かを信じたい。縋りたい。心が豊かになりたい。嬉しくて安心でいっぱいで泣きたい。将来の夢を持ちたい。死ぬことを選びたくない。生きたい。生きて幸せになりたい。

わたし、こんなはずじゃなかった。こんなに苦しむなんて覚悟して産まれてきたわけじゃないから、どうしても弱くなってしまう。強くなりきれなかった。親の理想像に少しも届かなかった。努力しきれなかった。こんな過去があってのうのうと生きてる自分も許せない。好きになれない。本当は自分をもっと大切にしてあげたいのだけど…。ごめんね。

 


なにもできなくてごめんね。

でも、わたしのことずっと覚えていてね

 


どうしようもできないくらい寂しくて寝れない夜は、温かいお布団にくるまってぬいぐるみを強く抱きしめて泣いちゃお。わたしが夢の中で逢いに行くから待っててね。夢の中では怖いことなんて何も無いよ。やるせなくてごめんね、

 


ずっとずっと変わらないね。

ひとりはさみしいね。